お米~神嘗祭~
ニュースで天皇陛下が稲刈りを行われたという記事を読みました。
神嘗祭に使われるため、収穫され、無事に収穫できたことに感謝する神事です。
で、とっても気になったのが、その記事のコメントに、「それでなんなの?」と書かれていた。
。。。この人は沢尻エリカに憧れてんのか?
今の飽食の時代に餓死するなんて考えられないだろうから、米がとれる安堵はすっかり農家だけのものになってしまったと思う。
お腹が空いたら、コンビニで安くいつでも食べられる。
それができるようになったのは、ほんの数十年前なのに、当たり前になった。
もっと歴史の話をすると、お米がお金と同等だった。
飢饉になると、政治までかわる。
お米を作るのが治水の第一目標で、そのために河川を変えたりしてきた。
この神事が古事記の時代から行われている行事だから、悠久の時間を感じる。
保存ができて、腹持ちがよく、日本で育つ。
まさにスーパーフード。
新米が出回る時期に米のことを見つめ直してもいいんじゃないかと思った。
ではまた。