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keisy12455’s blog

農業で独立を目指すアラサーのブログ

コメ入門~歴史から学ぶ今後の農業~

日本の主食、米。

 

今日は米の歴史を少し。

 

稲作は、2400年前の縄文中期から後期にかけて始まり、

弥生時代に水田の技術が確立されたとされている。

 

 その後、ずっと米は不足していた。

 

しかし、技術革新や平和な時代になり、1955年には大豊作、1967年には過去最高の1425万トンの収量を上げた。

 

その後、輸入米や食文化の変化、人口比率の変化を受けて、米が余ってしまった。

 

 

米不足の時代から、米余りの時代に変わった。

 

 

 

量が満足したら次は質やサービスだ。

 

品種改良により、増収を目指したものから、徐々に食味を良くする品種が開発されてきた。

 

その代表例がコシヒカリだが、その後も多様な品種が開発されている。

 

また、米の販売ルートが緩和されスーパーやインターネットでも買えるようになった。

 

 

今後は質やサービスに特化するために、増収よりも安定収量、時短、小分け、日持ち、配達、栄養強化、環境保全ブレンド、アソート、などが今後も増えてくるキーワードではないだろうか。

 

ちなみに、2018年の消費者の購入基準は「価格帯」が65%で、「品種」、「精米してからの期間」と続く

 

 

新しい文化を作るか、ニッチなストーリーを売り込むか、生産側としては一年に一回しかできないし、それが年収になるから大きな冒険はできない。 

 

が、消費者としては選択肢が増えてよいと思う。

 

言いかえると、消費者側も自分が信じたストーリーを選択する必要がある。 

 

 まだまだ、自然の中にある農業は解明されていないことが多く、どれが正解かわからないことが多い

 

だが、少なくとも自分が信じたことを守れば幸せではないだろうか。

 

 

 参照:最新版 図解 知識ゼロからのコメ入門(八木宏典監修、家の光協会